Development results

パンフレット(会社概要)

パンフレット(開発結果)

IOT/Mobility:世界最小クラスのAIエッジコンピュータ

IOTやモビリティ製品に搭載するエッジコンピュータは省電力小型化が必須です。本開発では、約70FPSのAI物体認識性能と3Wの低消費電力を記念切手サイズで実現。お客様の製品に最適なカスタム設計サービスでご提供致します。

本エッジコンピュータは東京都次世代イノベーション創出プロジェクト2020 「次世代モビリティオートパイロット電子プラットフォームの開発」で開発しました。

■ センサエッジコンピュータの特長

  • 世界最小クラス: 38mm×34mm
  • 高性能: 55~70fps 
  • 低消費電力:待機時2W、ニューラルネットワーク動作時3W
  • 1G Etherネットワーク接続
  • 用途に応じたカスタム開発

■  主要諸元

  • CPU(SOC) : MIMX8ML8DVNLZAB(ARM A53 4コア+2.3Tops NPU)
  • メモリ:4GB LPDDR4
  • ストレージ:マイクロSDカード
  • IO: USB3.0 (USB Type-C)
  • 電源: 5V (USBマイクロB)
  • サイズ:38.0mm×34.0mm
  • OS:Yocto Linux, Ubuntu22.04

■適用例:ニューラルネットワーク(Mobilenet)を用いた物体認識

IOT:省電力AIエッジコンピュータ

IoT製品ではエッジ機能の高度化、省電力小型化が必須です。本AIエッジコンピュータでは、約10FPSの物体認識性能を約1Wの低消費電力、名刺1/2以下の世界最小サイズで実現。IoT製品に最適なカスタム設計サービスをご提供致します。

本デバイスは令和2年度ものづくり補助事業「今後のIOTセンサに備えるAIエッジコンピュータの試作」で開発しました。

  • CPU(SOC) : MIMX8MN6DVTJZAA (ARM A53 4コア搭載)
  • メモリ:LPDDR4-3200 1GB
  • ストレージ:マイクロSDカード
  • IO: USB2.0(USBマイクロB) Wi-Fi (IEEE802.11)
  • 電源: 5V (USBマイクロB)
  • サイズ:41.0mm×36.5mm
  • OS:Ubuntu20.04

■ 適用例:ニューラルネットワーク(Mobilenet)を用いた物体検出
  処理速度 12fps(4コア)/4fps(1コア)
  消費電力 2W(4コア)/1W(1コア)/0.5W(待機時)
 IOTカメラなどのセンサに接続してエッジコンピュータとして使用する例です

Mobility:モビリティネットワーク評価システム

ロボット、ドローンなど多くの映像データを扱うオートモビリティ製品の開発では搭載ネットワークの最適設計が必要です。本システムではオートモビリティに搭載されるセンサやエッジコンピュータ、サーバ間のネットワーク・トラッフィクの定量評価を可能にしました。お客様の製品開発に最適なカスタム設計サービスでご提供致します。

本システムは東京都次世代イノベーション創出プロジェクト2020 「次世代モビリティオートパイロット電子プラットフォームの開発」にて開発中しました。

■ モビリティーネットワーク評価ボード

モビリティー搭載のイーサネット・ゲートウェイ評価にお使い頂けます。

  • CPU:ATSAMD21J17D-M
  • Ethernet AVB SW ×2
  • Ethernet:7ポート(100BASE-T1 ×3, 1000BASE-T ×4)
  • シリアルポート4pinヘッダ, デバッグポート8pinヘッダ
  • 汎用タクトスイッチ、DIPスイッチ
  • 電源 12V

■ ネットワーク評価システム構成例
 ネットワーク評価ボード複数接続して、センサ・エッジコンピュータ群とサーバ間のデータトラフィック量を定量評価し、システム開発を容易化する例です。

Industry:産業用ファームウェア開発ボード

産業用制御機器のファームウェア開発にお使い頂けます。

  • 5V動作のARMコア(M0+)マイコンを搭載
  • 通信I/F:CAN x2ch、RS-485 x1ch、5V UART x1ch
  • アナログ入力ポート x8ch
  • MPLAB XC32コンパイラ用ソース、テスト・プログラムサポート

アプリケーション例:多連バルブ制御システム
 本ボードをベースに開発したバルブ制御ユニットをCANまたはRS-485により連結し、ホスト・コントローラで管理する例です。